肉・卵・チーズをたっぷり食べて 1年で50kg痩せました

ダイエットの広告によく出てくる「脂肪を燃やす」という表現。これは熟語のようになっていますが

炎が出て燃え上がりはしないのでイメージ表現ですよね(笑)

食べ物が口から入り、胃や腸で消化・吸収されて体内で代謝される一連の流れは、

すべて化学変化です。たとえば、胃液はほぼ塩酸と同じ

内容の液体ですので、それが食べ物に混ぜられて攪拌されて

だんだん消化されていきます。

ビーカーの中に食べ物を入れてそこに塩酸を加えて

振っているのと似た状態です。

ここで、ひとつ問題。

「カロリー」という単位は

物質を空気中で燃やしたときのエネルギーを表すものです。

つまり、人体での代謝には当てはまらないんですね…

ヒトは、糖質・脂質・タンパク質をエネルギー源として使います。

とすると、脂質を使うのなら太ることはなさそうです。

ところが…

現代日本人の平均的な食生活は糖質が多く脂質が少ない状態

だから、脂肪をエネルギー源として使うことができなくなっています。

そしてまた、摂りすぎた糖質は脂肪に変換されて体に貯蔵されます。

そのために、太る人はどんどん太ってしまっています。

「脂肪を燃やす」というか人体のエネルギー源として自然に使えるようになること。

高脂肪・高タンパク質・低糖質の食事なら、それが可能です

◎太ってる人
  ⇒余計な体脂肪を落とす

◎太ってない人
  ⇒筋肉を増やして体を引き締める

といったことにまとまります。

もちろん、標準体重レベルから減量する人も多いのですが

なかなか体脂肪を減らせないタイプの人もいます。

もともと少食だった人などにも代謝がうまくいかずに太りやすいタイプの人がいます。

そういう方たちはまず、痩せるための準備が必要です。

目安として、

◎体温を上げる

◎筋肉を増やす

などでしょうか。

粗食を続けていて、体温が35℃台の人も多いですが、

まずは36.5℃ぐらいを目標に。痩せるのは、その後です。
この様な意識を持って行動したり考えてみて実践してみてみたら
少しずつ変わって行けますよね。
参考までに。